Desmos Geometry Toolの点,線分,円の3つのツールと、基本的な機能について紹介します。

点(Point)ツールを選んで、任意の2点を表示してみましょう。
矢印(Select)モードを選ぶと、これらの点を自由に動かすことができます。

次に、線分(Segment)を選んで、これらの2点を結んでみましょう。
線分は既にある2点を指定するだけでなく、任意の2か所をクリックして描くことも出来ます。

ここからは、円を利用して正三角形の作図について考えていきましょう。
先ほどの線分が円の半径となるような2つの円を作図します。

それぞれの円の中心から円同士の交点に2本の線分を作成して頂点を動かしてみると、常に正三角形となるように定義されていることが分かります。

続けて、Geometry Toolの機能についていくつか紹介します。
Graphing Calculatorと同様に「戻る/やり直す」の矢印があり、左向きの矢印でひとつ前の状態に戻り、右向きの矢印でやり直すことができます。

画面上に使用しない図形や非表示にしたい図形がある場には、ダブルクリックかドラッグの範囲指定でその図形を選択してください。
「Hide」で図形を非表示に、 「delete」で図形を削除することができます。

非表示にした図形を、もう一度表示したいときには「Unhide」を押せばよいです。
また、削除した図形と関連した図形も全て削除されることに注意してください。