正誤判定について

Computation Layer(CL) を使用して、生徒の回答が正しいかどうかを自動的に確認することができます。これは、生徒へのフィードバックを行ったり、教師用画面(teacher dashboard)を利用して正答率をクラスに共有したりするのに役立ちます。

一般的に、アクティビティに正誤判定を追加するときは、十分注意することをおすすめします。CLの設定はとても難しく、生徒が正しいと思って入力した値が不正解として表示されることは、生徒のモチベーションを下げることにつながってしまいます。これから、正誤判定を追加するためのヒントを紹介していきます。

生徒が正しい値を入力したことを確認するには、不等式を利用します。答えが整数の場合はほとんど問題ありませんが、その他の数を利用する場合には注意が必要です!いくつかの値を入力してみて、正しく動作するか事前にテストしてください。簡単な例として、生徒が入力した値が7より大きいかどうかを判定する方法を示します。

correct = this.numericValue > 7

correct: correct

この等式を再利用して、ノートのコンポーネントでフィードバックを行うこともできます。

feedback =
  when exp1.script.correct "正解です!"
  otherwise "正解ではありません。"

この例を試すには、こちらのリンクをクリックしてください。


正誤判定の上級者向けの例として、Graphing Calculatoを利用する方法について紹介します。電卓自体を使用することです。動点を利用して、変数のスライダーの「Step」を1に設定することで、動点の座標を整数に定義する方法がおすすめです。

この例では、傾きが2の直線を描くような問題です。グラフでは変数 m を使用して傾きを計算します。スクリプトには次のようなCLを入力します。
isCorrect = this.number("m") = 2

correct: isCorrect

条件文を利用して、より高度な正誤判定を行うこともできます。正しい正誤判定ができるように、次のような範囲指定を行うことも考えられます。例) C={|a-7.4| ≤ 0.1: 1, 0}

最も大切なのは、生徒にアクティビティを共有する前に、さまざまな値を入力をして正しく動作するか確認することです。

この例を試すには、こちらのリンクをクリックしてください。

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