Desmos Activity Builderで作成した授業用スクリーンのアイデアを紹介していきます!
次のリンクからCopy&Editを選択すると、数値や条件を変更して利用したり、使用されているComputation Layerを確認したりすることができます。
#1-#10のうち、おすすめのスクリーンについて紹介していきます!
2次関数の定義域と最大値・最小値【#8】の紹介
2次関数の定義域と最大値・最小値の関係を、変数をそれぞれ動かしながら確認できるスクリーンです。
変数を動かすためのスライダーは、「polygon」と可動点を組み合わせて描いています。「polygon」を使って2点を指定すると、その2点を両端とする線分を描くことができます。その線分上を動くように、ドラッグ可能な点を作成することで、グラフ内にスライダーを作成することができます!

次は、「最大値・最小値」といったラベルを表示する方法です。
まずは、Computation Layerのソースを利用して、それぞれの文字の数値を読み出してスクリプト内で比較できるようにします。文字「t」については、「timeSincePress」を利用して「button8」が押されてからの経過時間(3秒を最大として)を読み出しています。

「pointLabel」シンクを利用して、条件に応じてそれぞれの点に表示するラベルを指定することができます。先ほどのソースで読み出した数値を比較して、ラベルに「最大値」「最小値」「最大値・最小値なし」のどの文字列を表示するかを判定しています!

線形計画法【#10】の紹介
線形計画法のイメージを掴むために、傾きとを変化させながら切片の最大値・最小値を考えることができるスクリーンです!
今回のポイントは、「graph10」「graph10_2」と名付けられた2つのグラフ間で、傾きを表す変数をリンクさせている所です!

こちらは「graph10_2」のスクリプトです。例えば、1行目では「number」シンクを利用して、「graph10の変数「m_1」の数値を読み出して、graph10_2の変数「m_1」の値に一致させる」という指示をしています。
4~6行目では、それぞれの直線の傾きの値を読み出して、スクリプト内で比較できるようにします。そして、「pointLabel」で条件によって条件に応じて表示するラベルを変えています!
