Everyday Activity#61-70

Desmos Activity Builderで作成した授業用スクリーンのアイデアを紹介していきます!

次のリンクからCopy&Editを選択すると、数値や条件を変更して利用したり、使用されているComputation Layerを確認したりすることができます。

https://teacher.desmos.com/activitybuilder/custom/611a1a315ec8dd2827285973?collections=60daf9c2bd2dd50837f43242

#61-#70のうち、おすすめのスクリーンについて紹介していきます!


動点と三角形の面積のグラフ【#66】の紹介

長方形の周上を動く点について、長方形の各辺の長さや点Pの速度を自由に変更して、経過時間と三角形の面積の関係を表すグラフを確認できるスクリーンです!

今回のポイントとしては、右側のグラフ上のスライダーで決めた各辺の長さと点Pの速度をアニメーションとリンクさせる方法について詳しく解説しようと思います!

まずは、右側のグラフ内にスライダーを作成します。

「polygon」を利用して2点を指定することで直線を引き、その上を左右に動くような動点を作成します。その点が表すものをラベルに入力するだけで完成です!

次に、左側の「graph6」にスライダーで決めた数値を反映させる方法です。スクリプトの6~8行目では、「number」シンクを利用して、「graph6_1」と名付けられた右側のグラフのスライダーで決定した値を、左側のグラフにも対応させています。これによって、左右のグラフ内で使用されている変数の数値を一致させることができます!

また、もう一つのポイントとして「animationDuration」に変数「T」、「animationKeyboardStepValue」に変数「T_1」をそれぞれ使用しています。

今回のスクリーンでは、動点Pの速度によってアニメーションの終了時刻が変化するため、グラフ内で終了時刻を計算して、計算結果を1~5行目のスクリプトで利用しています!


三角形の各辺に対する正三角形(ナポレオンの定理)【#68】の紹介

三角形の頂点を自由に動かして、各辺に対する正三角形を取って、その重心を結ぶと正三角形になることを確かめることができるスクリーンです!「Step」ボタンを順番に選択していくことで、グラフが変化していくような設定方法について詳しく解説します!

まずは、選択肢のコンポーネントの設定です。コンポーネント名を「choice8」として、選択肢にステップ名を入力します。「Ask student to explain their answer」にチェックをすると、選択肢を選んだ後にComputation Layerで指定した文章と回答欄を表示することができます。今回は「どんなことに気が付きましたか?」という文章を設定しました。

また、「Show students their classmates’ responses」にチェックをすると、他の生徒の回答が3つまでランダムにピックアップされて、自分の回答を送信した後で比較することができます。

最後に、グラフコンポーネントのスクリプトの設定です。3つの変数を作成して、

・ステップ①~③のどれかが選ばれている場合には、変数「S_1」の値を「1」に

・ステップ②③のいずれかが選ばれている場合には、変数「S_2」の値を「1」に

・ステップ③が選ばれている場合には、変数「S_3」の値を「1」に

それぞれ設定します。このようにして決定した3つの変数を、グラフコンポーネント内の「条件」に使用することで、生徒が選んだ「Step」に応じて図形を表示していくことができます!


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