Desmos Activity Builderで作成した授業用スクリーンのアイデアを紹介していきます!
次のリンクからCopy&Editを選択すると、数値や条件を変更して利用したり、使用されているComputation Layerを確認したりすることができます。
#101-#110のうち、おすすめのスクリーンについて紹介していきます!
表に入力した座標をグラフ上に表示【#104】の紹介
表のコンポーネントに入力した座標をグラフ上に表示して比較できるスクリーンです!
今回のポイントとして、表に入力された数値をもとにグラフ上に対応する点を表示していく方法について詳しく解説していきます!

まずは、「graph4」と名付けられたグラフコンポーネント内に、「x_0, y_1, y_2」の3つの変数を利用した点を定義します。この点と表に入力された数値を結び付けていきます。

次に、「table4」と名付けられた表のコンポーネントを準備します。このように、ヒントとなる数値をセルの中に入力していくだけで、Computation Layerを設定する必要はありません。ただし、一番上の行(0行目)の矢印をクリックすると、「Format as Text / Format as Math」の切り替えができますので、今回のように数値や式を入力する場合には「Format as Math」を選択してください。

最後に、「graph4」のスクリプトの設定です。「numberList」シンクを利用して、「x_0, y_1, y_2」の3つの変数に対して数値のリストを割り当てていきます。その際に、「table4」を指定してそれぞれ「columnNumericValue」ソースを利用することで、指定した表の列に入力された数値を順番に読み出すことができます。
このようにして、生徒が表のコンポーネントに入力した数値に対応する点をグラフ上に表示することができます!

多角形の外角の和【#107】の紹介
多角形の外角の和について、五角形の周上を動く矢印を利用してイメージを掴むためのスクリーンです!
今回のポイントとしては、生徒が自由に図形を動かしてできた外角の大きさをそれぞれ計算して、その状況に合わせたアニメーションを表示するための方法について詳しく解説していきます!

まずは、「graph7」と名付けられた五角形を表示するグラフコンポーネントの設定です。「角度の計算」フォルダーの中では、それぞれ生徒が作成した図形に応じてアークコサインを利用してその外角の大きさを計算して求めます。

次に、移動する矢印の角度に合わせて外角の和を表示していく右側の「graph7_1」のスクリプトの設定についてです。
「number」シンクを利用して、先ほど「graph7」で計算した角度の値を「k_1, k_2, k_3, k_4, k_5」の5つの変数に割り当てています。これによって、「graph7」で計算した外角の大きさと矢印が回転する角度を連動させることができます!
